年の瀬に銀座と築地に行ってみた：仕事するマニアの日常：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

年の瀬に銀座と築地に行ってみた　[雑想] [編集]

　年末にふと思い立ち、初めて自動車で銀座に行ってみる。立川から一般道で１時間少々。

　年末30日は日曜日。知らなかったのだが銀座、日曜日の方が駐車料金が安い。駐車場料金に一定の上限を設けているところが多いが、日曜は平日の半額以下。1000円台の料金設定が結構あるのだ。
　銀座は小さな路地にたくさんの駐車場があり、案外駐車場には事欠かないみたい。・・と言っても空き地にTimesが１台からの駐車場を設置しているので、一つ一つは小さいのだけど。

ビルの１階にたった２台のTimes駐車場

　今回はちょっと足を伸ばして、築地場外に行ってみる。

取り壊される築地市場

場外はすごい人出

　各国語が乱れ飛ぶ築地場外。主に中国語が多いが、こんな時期に日本に来るとは、やはり富裕層なのだろう。こうした外国人客がなければ、早晩銀座は冷え込んでしまうのだろう。そんな印象。
　寿司屋で軽く昼食を、と思ったが、すごい人出にとても無理。

　そのまま聖路加国際病院方面へ向かう。目的はここ。

塩瀬総本家　本店

　江戸幕府開祖と主に、本店をこちらに移したという室町時代に出来た老舗中の老舗。実はデパートや通販でも商品は買えるが、生菓子はここ本店とほんの一部でしか取り扱いはない、らしい。
　たまに本店で「本饅頭」というものを買う。何でも長篠の戦いの時に、徳川家康が奉納したという饅頭らしい。時代スケールがすごい。
　とはいえ本店はビルの中のテナントで趣はあまりない。老舗とはいえLINEやサンリオなどのキャラクター饅頭も作っている、敷居の低い和菓子店でもある。

・・・・・
　この一年、何か前進できたことはあっただろうか。国際的には朝鮮半島情勢に若干の明るい兆しが出来たことが、数少ない良い点か。
　しかし北米合州国のドナルド・トランプの暴走とそれに追随するかのようにラテンアメリカ、しかも「反米」と目されている国家で強権的政治が続く。欧州も差別排外主義的な流れが加速しつつある。

　日本国内では、政権を守るために公文書が平然と書き換えられ、国会議員の、「大臣」と言われる人々の暴言、そしてその地位にあるべき人が当然持っているはずの知識や見識を、なぜか持ち合わせていない人が目立った。
　これはとりもなおさず、安倍政権の質の劣化がさらに進んでいるという状況が続いたということだ。そしてその状況が安倍政権だからこその問題なのではなく、「政治家」全体の問題であるかのような取り上げられ方が、ますます政治不信と選挙忌避を招き、結果として安倍政権の延命につながっているという現状があるように思う。

　一方でMeToo運動の広がりが、LGBTに対する差別発言を許さない世論を広げていることも興味深い。結果として年末DAY JAPANの広河隆一氏による、セクハラ・パワハラ問題も明るみになった。これは彼の著作を持ち、DAYSも創刊から購読している私には、少なからぬ衝撃だった。が、結果としては良いことだったと思う。

　個人的には、長らく勤めてきた病院を退職したことが大きい。新しい職場には慣れつつあるが、それでも現場に戻りたい気持ちは強いままだ。しばらくはホームシックのような気持ちがあって、年末も元の職場に作業に行ったりはしているのだが。
　来年は、また何か動きがあるだろうか。

　なかなか更新しませんが、ここを閉めるつもりは当面ありません。みなさん今年もお世話になりました。