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2度目の車検 ルノー・メガーヌ [ガジェット]

 そんなわけで車検の時期がやってきた。

 2度目の車検だが、これは中古車なので、車にとっては3度目の車検ということになる。わざわざ小平のディーラーまで行く。

 代車は同じルノーの「ルーテシア」。昨年日本でも発売された新型だ。

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ブルーが美しい、ごく普通のハッチバック

 ルーテシア、始めにルノースポールがチューンしたRSが日本に上陸。関係各紙の絶賛を浴びた。車雑誌の評価は広告費やらと密接な関係があるので、鵜呑みにするのは危険だが、それでもなかなかの高評価だったと思う。
 これはその後に出た、普通のハッチバックバージョン。私のメガーヌよりひとつ格下の車だ。格下とはいえモデルチェンジ後の新車。雰囲気もよく、しっとりした走り心地。メガーヌではやや気になるATのギクシャク感はない。一回り小さく、取り回しもしやすい。日本車のようにぴょんぴょん跳ねない。
 AT設定がやや高回転よりなのがルノーらしい。なかなかシフトアップしないのだ。

車検費用は16万円強

 通り一遍の点検を実施し、オイル交換(フィルターサービスキャンペーン中)、ブレーキフルードやらLLCやらを交換。
 前回車検時に交換したATフルードは、今回は交換しなかった。前回車検から5000kmくらいしか走っていない。
 そして今まで交換していなかったスパークプラグの交換も頼む。

 締めて16万円なり。やはりディーラーで整備すると高いのだ。

 けれどもあちこちにある安い車検屋さんは、あれこれ交換させようと怪しいことばかり言ってくる。軽自動車に乗っていたとき、エンジンオイルが「もうこんなに汚れているから」。まだ交換から半年も経っていない。同じ時期に交換したバッテリーが「もうこんなに性能が落ちている」。
 ウソをつくな。妻が手続きしたものだから分からないと思いやがって・・と心の中で毒づきながら「エンジンオイルはともかく、バッテリーは半年前に交換したんだから必要ないよ」と、安く仕上げたことがあった。

 確かに安いところで車検をやって、言われるままに全取っ替えしても、ディーラー車検よりは安いのかもしれない。けれど別に問題ない部品や消耗品まで「取り替えた方が」なんて言われるのは、分野は違うが同じ技術者としてあまり気分がよろしくない。

・・壊れてもいない、ちょっと調整すれば十分使えるパソコンを、「買い換えましょう」というのには、未だに躊躇がある私である。

 ルノーのディーラーは買って3年半経ったバッテリーを点検して、まだ90%の容量がある、と言っていた。普通のところなら2年経ったバッテリーは強く買い換えを勧めるはずだ。
 ただ、私はVWニュービートルで、新車時から9年間バッテリーを交換しなかった人を知っているので、今回もバッテリーは点検のみにとどめた。
 来年春には新しい物にすると思うが。それも「突然死」する純正ではなくて、パナソニックあたりのものを。

スパークプラグ交換でエンジン快調に

 親切なディーラーのエンジニアに見送られ、家路へと急ぐ。なんだか低速時や発進時のギクシャク感がない。2速付近での不思議な挙動も収まっていた。
 なぜだろう。スパークプラグ交換の効果かな。
 フツーのプラグが入っていた今までと、NGKのイリジウムプラグが入っている今と、その差が出たんだろうか。この車の一番の不快ポイントが改善されていて、これはうれしい結果が出た。

 さて、子どもたちはルーテシアを気に入っていた。薄緑のメガーヌが戻ってきたとき、うりは「青いのはどこ?」と言っていた。

 でも私は、今となっては先代になってしまったメガーヌ2のデザインが好きだ。買い換えるとすれば、同じデザイナーが同じ時期に作った「アヴァンタイム」を中古で買うことになる。

・・と思う。
 FIATのツインエアを積んだ500に大いに気持ちを揺さぶられてはおりますが。

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