ZAGG Shieldで痛iPhone 痛スマフォを自作する [ガジェット]
まどか&ほむらフォン
iPadなどのデバイスに、多くの人はキズ防護のため、フィルムを貼ったりカバーをつけたりしているのだけれど、その中でも非常に傷のつきにくいフィルムを販売している会社がある。
ZAGGという合州国の会社で、そこのZAGG invisible Shieldという商品が結構有名みたいだ。
サイト上のデモムービーで、ルーターで傷をつけても本体には傷がつかない、というのが売り物のよう。
デモムービー
で、サイトから直接注文してみた。
とりあえずiPad2用の、本体全体をおおうシールド(ZAGG Shield iPad2 full cover)を購入する。39.99米ドル。
iPad自体が大きいのでパッケージも大きい
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いやいや、実は今回のエントリはこれが目的ではないんだ。
ZAGG Skinで痛PC
この会社、製品ラインナップにZAGG Skinというものを持っていて、いろいろな図案を自分で選んで、それをiPhoneやiPadなりのデバイスに貼付けることができる。そしてその図案はミリタリーグレード(なんだそりゃ?)をうたうZAGG Shieldで覆われる。
図案はZAGGのサイト上にたくさんのサンプルが並んでいるけれど、写真などのデータを持ち寄って、自分の好きなデザインにすることもできる。
あ、それじゃこういうこと?
画像データ用意すれば好きなキャラのシールドを作れるってこと?それもやたら丈夫なフィルムでカバーされたのを?それもたったの20米ドル(一般的なスマフォの場合)で?
がぜんワクワクして画像データを作成。データ自体は雑誌などで発表されたものを使おう。個人使用だから著作権にも違反しない。
データをいくつか用意したら、ZAGGのウェブサイトからZAGG Skinのページに飛んで作成開始。
私のスマフォはAUのHTC EVO WiMAXだが、海外名はHTC EVO 4G。各種携帯電話やスマフォ向けのテンプレートは膨大にあり、いわゆる国際モデルならフィットするものが見つかるだろう。
画面左「Change Gadget」を選択すると様々なテンプレートがある
スマフォの他、ノートパソコンやケータイ、デジカメまである
AUのケータイ 京セラのK002も選択可能
テンプレートを選択したら、画像選択をする。複数の画像を選択して重ね合わせることも可能だ。
画面左のメニュー「add your image(s)」ボタンを押し 画像ファイルを選択
画像をテンプレートにあわせて動かし、余白のないよう調整する。参考までに、余白部分は真っ白になって納品される。透明ではない。
画像の大きさに注意
画像は基本的に300dpiで印刷される。つまり1インチ(2.54cm)あたり300ピクセルの画像が必要ということ。長辺約12cm(おおよそ4.7インチ)のHTC EVO WiMAXだと、長辺おおよそ1400pixelの画像が必要ということになるが、まあ1000pixelもあれば十分と思う。この辺は画像選択して拡大縮小などしている時点で、ZAGGがきちんと警告してくれる。
画像の角度変更や明るさ 拡大縮小なども可能
HTC EVO WiMAXは裏面にカメラやらスタンドやらがあって、画像のあちこちに穴が空く。そのため画像選びも慎重に。穴などを考慮したレイアウトを工夫する。
うまく決まれば最終確認。トリミングした画像が表示されるので、納得いけばそのまま注文。
「Buy Now」ボタンを押すとトリミングされた画像が表示される 「Yes Continue To Checkout」ボタンを押すと住所入力やカード情報入力の画面になる
注文したはずなんだけど ~届いたからいいけどさ
ZAGGにオーダーして、ZAGGのページから支払いを済ませ(Paypalも使用可能)、注文完了のページが表示されたが、注文完了や発送済みなどのメールが一切来ない。注文完了画面には確かに「注文内容をメールで送信しました」と書いてあったような気がするのだが・・。なんらかのトラブルだろうか。宣伝のメールは届いているのでアドレス間違いでもないし。
そんなわけで注文時にとったアカウントでログインし、作成状況を逐一確認する。
翌日にはオーダー受領となり、4日後には出荷したとの連絡。発送は安価なUSPSの国際便を使用。24米ドルの送料がかかった。到着には10日くらいかかるとの事前説明通り、発送済みとなってから8日後に到着した。メールでトラッキングIDを教えてくれれば、こんなにやきもきしなくても済んだのだけれど。
参考までに、100米ドル払えば速達になり、すぐに着くらしい。
ZAGG Skinのクオリティはなかなかにすごい
届いたZAGG Skinをマクロで接写する
届いたSkinのクオリティはなかなか上々。注文画面との位置ズレもなく、不安だった色再現度も、私には全く問題ないレベルに見えた。悪くないよ、これは。
肌の部分に若干の粒状感があるので、ローエンドの国産インクジェットプリンタで写真用紙に印刷した感じ、かな。
Skinはinvisible Shieldとは違って少々厚めで、例えれば粘着力を弱めた布テープみたいな感じ。透明で画面を保護するのが主の、薄いinvisible Shieldほど神経質に扱う必要もない。
曲面の多いEVOの裏ブタに、十分な伸縮性をもって、ぴったりと張り付く。仮止めの段階ではすぐにはがせて位置変更もできる。これは楽だ!
後日一緒に注文した同僚のiPhone4用のSkinを届ける。十分満足していたようだ。職場でそのまま貼付けてみる。クールなiPhoneがとたんにオタクなガジェットへ(笑)。
彼が頼んだのは「リリカルなのは」のフェイトさん 画面が鈍いのは写真の腕のせい
iPhoneは裏ブタの類はないので、本体にSkinを直接貼り付ける。本体の周りまでぴっちりと覆うFull Coverタイプだが、私のEVOについては裏ブタのみ(あとスタンドも)を覆うタイプとなる。
注文時、いろいろ悩んで画像を選択したが、結局我慢できずに3枚つくる。
裏ブタのHTCロゴをポリパテで埋める そのまま貼るとデコボコしてしまう
今回注文した3種のうちの一つ 作品内容的にはこれがフィットするのだろうが
これも捨てがたい
これは仕事用(キュウベ・・いやいや9.99米ドルの特価品)
裏ブタはAU Shopで別に注文が出来る。1枚1000円ほどで別途500円の送料がかかるが、auポイントを使うと送料無料になる。
早速3枚注文。2日後に届く。これで着せ替えが可能(笑)。
この手のケータイがどうしてもだめな局面というのがあるので、そういったところには「仕事用」を使うが、職場も含めて普段は「まどかフォン」である。
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「魔法少女まどか☆マギカ」はほんわかしたキャラデザインに、過酷なストーリー展開と緻密な構成・演出でアニメファンの度肝を抜いた。鑑賞には、88年の名作「火垂るの墓」なみに苦痛を伴う。
雑誌イラストや同人誌に、キャラデザに合ったほんわかしたものが多いのは、せめて二次創作で幸せなストーリーを構築したいというファン心理の表れなのかな、と思う。
第2期を作成するのであれば、史上最高傑作の今作とは別の、サイドストーリー的なものにしてほしいな、と1ファンとしては思うのです。
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(2013年5月追記:ZAGG SKINは2013年3月を持って製造を中止しました。いい製品だったのに。検索すると、他社でも似たようなことをしているところが、結構あるようです。フィルム強度などは不明ですが。)
毎日暑いですね。
携帯のお話は分からなくてスミマセン。
by ponnta1351 (2011-07-11 17:44)
Ponntaさん。いやいや毎日暑いこと。昨年の猛暑なみですね。
ケータイ系の記事ですが、結構アクセスが多いですよ。皆さん検索エンジンからきていただいているようです。
by Mosel (2011-07-11 22:47)