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アンパンマンでご機嫌取り-子どもが入院しました [雑想]

 うりが入院した。

 近所のかかりつけ開業医で、風邪だと言うことで経過を見ていたら、熱は下がるが、血中酸素飽和度が低い。どうやら気管支炎か肺炎のよう、ということで入院になった。

 入院した立川相互病院は、小児は個室のみ。以前長女も入院して、そのときも書いたが、もともと複数ベッドの部屋を個室化したので、部屋は広くて案外快適。しかも民医連なので個室料はとらない。しかし2床しかなく親の付添いが必須である。うりは母親が大好きで、私が付添いすると泣いたり怒ったりする。
 昼寝をしている時にこっそり交代するが、うりはすねて寝たふりをしている。起こそうとするとイヤイヤする。

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アンパンマンを見ているうり。タイトルクレジットが流れると飛び起きる
 昨年買ったネットブックとイーモバイルで、ちょっと仕掛けをしてみる。Youtubeで大好きなアンパンマンの動画を起動する。
 すねていたうりは、直ちにむっくりと起き上がって、画面に釘付けになった。アンパンマンを数話見せると、機嫌がよくなって大概のことは言うことを聞いてくれる。
 便利な世の中になったものだ・・と感慨深くなる。

 Youtubeには結構放送したてのアニメが普通にアップされている。著作権上問題があるとは思うが、深夜アニメなど見逃してしまった時や後年評価が高くなった番組などがあると、こうしたアップ作品は重宝する。

 私は70年代からのいわゆる「アニメおたく」だった。最近またアニメを見るようになったが、子どもはアニメ好きで一緒に見ることがある。上の子は「けいおん」が好きみたい。下の子のうりは「らきすた」が好きなようだ。内容をきちんと理解しているとは思えないが、おもしろがってみているようだ。
 しかし「らきすた」を二人で見ている最中に看護師に入ってこられると、なかなか気まずいものがある。無邪気に「子どもに人気のある番組って何でしょうね」なんて聞かれても、ちょっと困ってしまう。看護記録になんて書かれているのやら(笑)。

 うりは下の娘で、もうすぐ3歳。2歳くらいまでは自分の名前をきちんと言えなくて、自分のことを「うり」という。親が「うり」というと怒るから、多分自分の中ではきちんと発音できていると思っているのだろう。最近きちんと発音できるようになったので、子どもの成長は早いものである。

 実は1年半前も今回と同じような経過で入院した。昨年末も同様な状況で都立府中病院の救急外来にかかった。このときは入院はしなかった(検査データも少ない中、臨床症状だけで家族に入院判断をさせる府中病院の姿勢は如何かと思うが)。検査結果から見ると、細菌感染の風邪からウイルス性の気管支肺炎にたやすく移行している感じである。

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都立府中病院(当時。多摩総合医療センター/小児総合医療センターに改組)の自動販売機 入院物品はここで患者が自ら購入する

 うりは私と同じでアレルギーがある。傾向も同じでダニとハウスダストの数値が高い。非特異的IgEも高値。全く私と同じ傾向なので、たぶん遺伝だろう。食品と動物アレルギーがないことが何よりの幸い。

 アレルギーを持った人が老若男女問わず増えている。なぜだろうと思う。車由来の排気ガスが多い街道沿いの人に喘息が多いという調査結果がある。そういえば、私も北海道時代はそこそこ落ち着いていたアレルギー症状が、東京へ来て数年で悪化・劇症化し、今ではハウスダストなどは危険水域にある。何がここまでアレルギー患者を増やしたのだろうかと思う。やはり東京など都市圏での環境に要因があるのだろうか。
 もちろんストレスも悪化の一因と思うが。

 うりのアレルギーは大きくなったら少しはよくなるだろうか。

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コメント 4

manekiuri

うりちゃん、お大事にね~
(他人事とは思えない・・・・・ byウリ)
by manekiuri (2010-07-26 09:44) 

Mosel

コメントありがとうございます。うりは元気になったんですけれど、1週間後の帰省には同行できず、自宅でママとお留守番でした。本日帰ってきましたよ。
by Mosel (2010-07-28 15:16) 

ponnta1351

ナイス有り難う御座いました。
うりちゃん、アレルギーなんですね。お大事にして下さい。

実は私の娘は昭和36年生まれで、幼少時は酷い喘息で、季節の変わり目(特に秋口)は連日苦しみ、小学校の低学年では運動会も遠足も行けず入院も度々でした。

結婚してもたまに発作が起こっていましたが、四季のない常夏のバリ島へ移住して約9年になりますが、すっかり健康になり、現地のテニス大会では50を目前にしながら、常に優勝していました。
うりちゃんも もう少し大きくなったら、健康なお嬢さんになれますよ。
by ponnta1351 (2010-07-29 10:28) 

Mosel

コメントありがとうございます。うりは今は大変元気です。私のアレルギー結果とうりの結果があまりにも同じで、ちょっとショックでした。
昔はアレルギーの認知が低くて、患者や家族は苦労するばかりでしたね。その辺を5年ばかり前に書いたことがあります。(http://timor.blog.so-net.ne.jp/2005-11-13)私は高校に入る頃にはすっかりよくなりましたが、今では以前よりひどくなりました。うりが元気になってくれることを祈るばかりです。やっぱり環境のよいところに移るべきでしょうか。それとも現代医学の進化を見つつ多摩地区にとどまるか、考えています。もっとも大きくなれば、多分よくなると思うんですけれどね。
by Mosel (2010-07-29 21:07) 

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