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システム部門が無責任だと [現場のシステム]

なんだかなあ。
 職場で「システム委員会」なるものが開催されて、私は前任者から引き継いで、それに参加している。もともとこの点を期待されたらしく異動したという経緯もあるので、それに参加することに異論はない。ただ専門的な知識を持った人がおらず、ざっと見ただけでも問題点がゴロゴロしている職場。私は新任ということで、あまり意見しないようにしているが、何が問題なのだ?・・いやその原因は分かっているんだけれど。

 当社のシステム部員がこの会議に参加している。さて、その担当者が今月から急に変わった。前任者はシステム部の役職者で、実は私の一応の上司だった人物である。そして私は今月から現職場に配属になった。会議報告を見る限り、前回会議時点で担当者変更は伝えられていなかったらしい。
 この前任者、私がシステム部のスキルやら運営上の問題やら批判したことを疎んだのか、技術上のまずさを追求されることを恐れたのか、その上の管理職にあらぬ事を吹き込み、結果私は現職場に異動したという経緯がある。しかし結局はこの会議で私と対峙することになるから、彼の対応を注視していたので、このわかりやすい展開に思わず苦笑せざるを得なかった。この男、一事が万事そうなのだ。組織の利益でなく、自分の好みやオタク的な発想を優先し業務を行うような人物に、組織の重要な要素であるコンピュータシステムを任せていいものだろうか。
 案の定当社採用のコンピュータシステム(ワイズマン)はあちこちで不満が多い。みんな知らないから、現場職員の対応のせいだと思っている。違うよ。コンピュータを使うことは私たちの仕事ではない。コンピュータを道具として、仕事をすることが私たちの役目。使えないシステムやシステム部が作ったバグだらけのアドオンを使うことが仕事じゃないんだよ。誰の問題って、もう分かり切っているじゃないか。

 ああ、なんかグチっぽい。でもそのグチをグチにとどまらせず、組織批判の俎上に載せた途端に、自己保身をベースにした権威主義むき出しの攻撃が始まったんだよなあ。私も役職を離れて気付いたが、同じような思いをしている人が結構いる。そして例外なくそれらの人々は組織以外の部分で力を発揮していた。この力が組織のために使われていたら、どれだけ組織の全体的力量が強化されたことか。民主的な経営・運営なるものが何かを考えさせられる。
 人のいろいろな面を見た。管理職から評価されない人物の、社会における実に重要な役割も。その点も含め、今後を大事に見守りたいと思う。


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