ハモン イベリコ

　最近はやりのJAMON IBERICOの生ハム。ネットショップなどでよく売られているので立川LUMINEで買ってみた。これは要するにスペイン製の黒豚で、サラミもあるが、これは生ハム。このパッケージはその中でもBELLOTAという、ドングリを食べさせて育てているもののようで、もっとも高級グレードのよう。育てるの大変そうだねえ。さらに30ヶ月熟成。通常は24ヶ月なのでさらにレベルアップ（笑）。

　おおよそ５枚にスライスされた生ハムが、重量60gで1600円。一枚あたり320円。・・ありゃりゃ、これは不味いというのは許されないよ。
　ベジョータはそのまま食べるのがよいと書いてあった。でも重厚な味で塩分も多く、そのままでは舌がしびれる。確かに他の食材と合わせると、その風味を吹っ飛ばすような強烈さ。単独で食べて、酒で口を整えるのがよさそう。酒は、重厚で野卑な雰囲気をもった、スペイン含む南欧やオーストラリアあたりのワインがいいかも（豪州産なら白も可）。あとしょっぱいから純米酒でも良さそう。塩や酒盗を肴に飲むのと同じはず。純米酒で良いならばドイツワインのシュペートレーゼ以降の甘口もいいだろう。

　IBERICOのほか、SERANOというものもある。SERANOは白豚だそうだ。値段は三分の一。そのセラーノも食べてみた。味はさっぱりとしていて、市販の国産食肉大手の生ハムに感じは似ている。入院後病気がちで食欲のない娘に、これはかなり好評。妻もこちらの方は問題なく食べられたよう。値段も安いし、食べ慣れていない人はこちらから入るのがいいかも。