東京でドカ雪～厳冬の2012年 [雑想]
２月最後の29日、関東地方でも大雪が降った。ニュースなどでは東京都心の様子などが報じられるが、雪国の人にとってはそんなにたいした降雪でもないと思われがち。
いやいや同じ東京都でも、こちら多摩地域、特に北部は都心とはずいぶん状況が違う。
庭の自動車に降り積もる雪 午前10時時点で約15cmの積雪
このように街中は真っ白
29日未明から降り始めた雪は、朝になってますますその勢いを増した。たまたま午後出勤だった私は、いつもの倍の通勤時間を見越して自転車に乗る。
道行く自動車は皆ノロノロ運転。夏用タイヤで走っている人が結構多いのだ。車道の端は雪でいっぱい。歩道も同じ。車道の轍に自転車を乗り付け、自転車とそんなに違わないスピードで走る自動車を追いかける。
予想通り、いつもの倍の時間がかかる。そして疲労度はさらに倍！
この雪、本当に久しぶり。94年２月以来じゃないかと思う。あの時、当時住んでいたアパートの煙突が折れ曲がって、あわてて雪をどかしたことがあったっけ。
梅のつぼみ もう３月というのに一向に咲かない
今年の寒さは去年に増して尋常ではなく、１月はかなり久しぶりの低気温だった。２月も全般的に寒く、梅の開花も遅れている。２年前、庭の梅について書いたとき、確か開花は２月はじめだった。職場に植えてある紅梅はなんとか数日前に開花したけれど、あちこちで梅の開花が１ヶ月くらい遅れているんだそうだ。
２月始めの大寒波の時は、あちこちで水道管～といっても給湯器の水道管～が凍結して大変だったようだ。というのも２月３日早朝からこのBlogのアクセスが急上昇。去年の１月に書いた給湯器凍結の記事に、たった１日で500近いアクセスがあった。検索ワードには「水道管凍結」「お湯が出ない」などが並んでいた。今年の冬は本当に寒い。その上乾燥しているせいか、インフルエンザも大流行（ここ10年で１、２を争うレベル）。
とはいえ、年長者に聞くところでは、昔はこの程度、当たり前だったそうだけれど。
やっぱりこんなに寒くても、地球温暖化ってのは、着実に進んでいるということでしょうかね。
東京の雪は今年6回目とか言ってましたね。
でも、あっちゅー間に消えましたが…。
3月、少しは春に近づいたかな。
by TAKUMA (2012-03-02 00:28)
こんにちは。
3月1日は10度を超える気温で、本当にあっという間に溶けましたね。1月の雪は、その後の寒波もあっていつまでも残っていましたが。
by Mosel (2012-03-02 07:03)
２９日の雪、昨日雨が降ったのに、こちらではまだ残っていますよ。
お天気もあまりよくない日が続くようですね。
私が幼い頃疎開した東京の西は、家の中で洗った布巾が翌朝凍って居ましたし、つららも下がって居ました。
今の様な建物構造ではないし、暖房もコタツと火鉢でした。
長靴を履いても中に雪が入る位積もりました。
それでもみんなそれが普通と思って生活していました。
エアコン、ガス、灯油のストーブをガンガンつけて（私も光熱費を気にしながら）少しの雪にパニクッて、人間弱くなったものですね。
温暖化に拍車をかけるのは当たり前ですよね。
それにしても暖かくなりませんね。
by ponnta1351 (2012-03-03 10:55)
こんにちは。
昔はかなり寒かったのですね。
私が東京に来たのは90年頃ですが、当時はクーラーのないアパートは当たり前でしたね。窓用クーラーをもらって取り付けたら、先輩たちにうらやましがられました。
けれど、冬にそんなに雪が降るという印象はありませんでした。
当時から着実に暖かくなっているんでしょうね。ただここ10数年の気候変化は異常な感じがします。
青梅線は遅れ、モノレールは止まり、みんな出勤に苦労していましたよ。
by Mosel (2012-03-04 09:15)