ハモンイベリコ再び [食べ物]
以前ハモンイベリコというスペイン産の黒豚生ハムが流行で、試しに食べてみたということを書いた。そしてその生ハムは大変しょっぱくて、玄人向けのコク味充分な味であるということも。
で、結論から言うと上記は修正の必要がある。
生ハムはとっても大きい骨付きのブロックを、薄くスライスして提供するのが基本のようだ(大手のデパチカなどで時折そのブロックを見ることができる)。スライスすると当然酸化するなどで鮮度は急速に悪化する。だから塩をたくさん配合して、そして脱酸素材封入しシュリンクラップして保存期間を高めるのだろう。
こんなネットショップがある。山形県の「切りたてドットコム」
イタリアのパルマやサンダニエーレなどのプロシュート(生ハム)やイベリコなどが売られており、切りたてを販売することを売りにしているとのこと。イタリアとスペインの生ハムセットを、フォアグラ含めて総額8000円で買ってみた。ハムのみ総量で600gくらい。決して高価ではない。
パルマらプロシュートはとんでもなく薄く切ってあって、常温で獣脂が溶け出した。そしてこれがうまいといったら!!微妙にあっさり系だったりコクありだったり、そしてイベリコは36ヶ月熟成とますますグレードアップ。それは塩気のない、純粋にコク味バリバリの、ちょっと堅めの強烈な味。
一緒に買ったイベリコの骨。でかい。生ハムブロックについてくる骨。一本たったの200円。で写真はとりあえず「切りたてドットコム」からの借り物
やっぱり生ハムは-熟成するとはいえ-切った後は生鮮食品ということですな。同じ時期に伊勢丹の地下で買った17ヶ月熟成イベリコもやっぱり塩気なく、熟成期間が少ないとはいえ、実に上品な味。もうスーパーで生ハムなんか買えません。それからスライス済みシュリンクラップされた市販の輸入生ハムも。
*さてこれらの生ハム、うまかったのだろう。子どもに死ぬほど食われた。
コメント 0