名古屋コーチンを丸焼き-クリスマス恒例 [食べ物]
クリスマスといえば、トリ肉。「トムとジェリー」で、オーブンに丸ごとトリを突っ込んで焼いていたのを、実においしそうに思っていたのが、私がトリの丸焼きにあこがれる理由。
私の家にはビルトインのガスオーブンがあるので、去年は12月25日に、ほどよく解凍されたターキーを半額で購入し焼いてみた。5kgくらいあってとても食べきれなかった。
さて今年はターキーを止めてニワトリ、それも「名古屋コーチン」を一羽丸ごと買ってみた。
こんな感じ 実におおざっぱな盛りつけだ
5000円弱である。一般的なブロイラーの5倍。いわゆる地鶏の2倍くらい。ガスオーブンで約1時間半、こんがりローストされた名古屋コーチンは、実にゴージャスで食卓を彩った。
味は、でもあんまり変わらない感じ。いや、普通の鶏よりうまいということは分かるけれど、なんか、こんなモノ?って感じだった。
余った鶏ガラは捨てるのももったいないので、こないだ買った七輪に鍋をおいて、ひたすら煮る。8時間くらい煮詰めて出た鶏ガラスープは白っぽくていいにおいがする。実にいい感じだ。それで醤油と合わせてラーメンスープにしてみた。
でもきちんと鶏ガラを濾さなかったから、微妙に荒っぽさが残ったのと、鶏ガラスープを多く入れすぎたのか、やたらとくどくなってしまった。味の性質は悪くなかったのだけれど。
難しいものだね。
背景にあるワインボトルは豪州のワインTorbreckのFactor2001年。シラー種100%の、恐ろしく濃縮されたほのかな甘み(シラー種の特徴)を持つワイン。実はこのテーブルで圧倒的に高価な食材。
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