日航にいくつかある労働組合、「日航キャビンクルーユニオン(CCU)」が、クリスマスの12月24、25日にストライキを計画しているとのこと。JASの乗員組合が前身のこの組合には、最大手の組合JALFIOと比較して整理解雇対象者が非常に多く、明らかな差別が行われている現状がある。正直なところ組合員はあまり多くなく、ストがもたらす影響も限定的なものとなるだろう。

 企業再生支援機構が、組合がスト権を確立するなら融資しないと、あからさまな不当労働行為をちらつかせ、最大手のJALFIOがスト権を放棄する中で、あえてクリスマスにストを決行せざるを得ない・・これは苦渋の選択だったのだと思う。