大変珍しいもの－4月の雪

　16日、仕事帰りの夜10時には、確かにまだ氷雨だった。
　晩酌を終え、12時前にふと思い立って外へ出てみると、予想通り。


舞い散る雪にフォーカスして撮影・・というかISO感度を上げるの忘れていてこんなに暗い写真に


予想できたとはいえ、まさかの大雪に驚く・・酔って撮影すると写真がグダグダに

　雪が降っている。こんな時期に。ここ数日激しく気温が上下している。16-17日はその究極点とも言うべき日だった。せっかくだから雪でも降ってしまえ、と思ってはいたが。

　翌朝５時30分。雪はみぞれに変わり、積雪はシャーベット状になっていた。びちょびちょと陰惨な音が聞こえてくる。


　近所の空き地


　せっかく開いたチューリップも凍えている


　メガーヌにしっとりと雪が積もる

　私は北海道で20年ばかり暮らしたことがある。その北海道でさえ４月、この時期の雪というのは非常に珍しい。東京では41年ぶりの記録とのことで、観測史上最遅とのこと。
　今年は雪が非常に多く、２月の降雪日は10日を超えたし、３月の総雨量も非常に多かった。観測史上最高を記録したところも多いようだ。春の暴風は台風以上の風をもたらし、これまた風速が年間通じて観測史上最高を記録したところもあった。
　今年の極端な気候が、今年限りであればよいのだが。

　翌朝はすぐに暖かくなって、雪はあっという間に解けた。今日18日からは暖かな春の日差しが戻るはずだ。




梅の実もずいぶん大きくなった