こないだ奥多摩に旅行に行った。小河内ダムを見たかったのだ。そしてその後近くで川遊びをする予定だった。2年前に家族で奥多摩に行ったとき、そこで撮影した写真が赤ちゃん雑誌に載った。私と娘との写真だったのだが、そのコーナー名が「イケメンパパ」だったことが、実はちょっとうれしかった。・・いや、こんなことはどうでもいい。
 さて、私が喘息であることは以前にも書いた。当日の日中に発作が出始めたのだ。昼間の発作は実に23年ぶり。東京に来てからは初めて。ダムの見学もそこそこに帰宅し、途上の青梅市立総合病院に救急で飛び込んだ。

 私は療養型病院で働いていることは以前にも書いたけれども、病院関係者というのは意外に自分の職場以外の病院にはかからないものだ。一般的な医療機関は医療費の補てん制度があって、自己負担金の多くは払戻しされることになっているのもその理由の一つ。私自身も会社以外の病院に受診するのは、妻の妊娠チェックで開業医の産婦人科にかかった以外は15年ぶりだった(当時「妻」ではなかったけれども)。

 他の病院の様子は興味津々だ。発作で苦しいのだが、思わずいろいろとチェックしてしまう。そして学べる点が多々あった。