夏に高知に行ってきたのである。そして四万十川のかなり上流域。四万十支流の「黒尊川」に行ってみる。四万十川水系で最も水がきれいなところでもある。当然、山の中だ。
Weblio辞書「平成の名水百選 黒尊川(くろそんがわ)」 途中、イタチがでる。大きなヘビもでる。鹿がこちらを伺う、そんなところ。
こんなところで(スマフォでの写真にてご容赦)こんなところですNetwork Signal infoの画面にて。かなり通信状況はよい こんな山の中でも絶好調につながるのだ。おかげで仕事場からの電話がかかってきてしまい、せっかくの休日にやれやれである。もっともこの地域、大きく看板で「Docomo通話できます」みたいなことが書かれている。普通にDocomoのエリア内なのだ。ただし、途中の道では通信が途切れる場所がある。四国の山の中は、4Gどころか3G通信も出来ないエリアがある。1G通信に対応していない端末は通話が出来なくなる。これはDocomo/楽天モバイルのせいというよりは、端末側の仕様によるものだ。
土讃線で帰る途上~徳島の大歩危・小歩危峡あたりはちょっと 鉄路で帰る途上も通信状況を見てみる。高知市から岡山へと向かう途上、山の中に入る。それが高知県では結構快適に通信できていたものが、なんと徳島県に入ると途切れ始める。それが観光地の大歩危/小歩危峡のあたりなのだ。四国で最高の景勝地だが、この辺での通信はつながらない可能性を考えた方がいいか。
まあ、これはauの頃も同じだったんだけど。1G通信になっちゃうんだよね。
結論:通信エリアは大手と同じ 結論としてDocomoの回線を利用している格安SIM業者の通話エリアは、当然のことながら大手の回線と接続状況は同じであった。特にトラブルもなかった。「つながる」という点を考慮する場合、格安SIM業者というよりは、Zenfoneの記事にも書いたが、端末がどのくらいのLTEバンドをカバーしているか、3Gにも対応しているか、という点を考えるべきと思う。その点上記で記載した通信状況の良さは、Zenfone2の仕様・性能にもよるのだろう。
*友人のDocomo XperiaZ4は、4G LTEにしか対応しておらず、いつの間にか通信が途切れているというのが時々あるようだ。データ通信:直近3日間の制限が微妙にきつい 私はデータ容量毎月3.1GBのプランにした。以前auでデータ通信量を計測していたところ、3GBを超えることがほとんどなかったから。だから大丈夫かなと思っていたのだが。
旅行先で夜半、ウェブサイトをぼんやり見ていたら、いつの間にかこんなことになっている。
1カ月トータルではこの容量だが3日間通算だとあと77MBで通信制限がかかる 別にビデオを見ていたのではない。だらだらとウェブサイトを閲覧していたのだ。ただ買い物サイトなので写真データが多い。そのためか旅行3日目でこんな状況になっている。まずい。
1ヶ月間の通信容量は3.1GBで、しかも前月分を繰り越せるからかなり大丈夫だと思っていたけれど、3日通算のデータ通信量が540MB。これは結構厳しい。
旅行に行ったとき、それも宿泊先でインターネット通信が出来ない場所限定だから、今時はあまり多くはないだろうが。
通信品質は・・困っては、いない 通信品質は格安SIMの鬼門のようだ。夕方など混雑する時間になると、通信速度が落ちるというのもあるようだが、私の環境ではその点問題は発生していない。楽天モバイルは結構優秀のようだ。(あまり夕方には使っていないというのもあるが。)
職場で別の格安SIM(OCN:Docomo系)を使ってデータ通信していると、通信状況が安定せず、auの純正に交換してほぼ解決したという事例はあった。だからまあその辺は長期的に評価する必要はあろう。
料金は本当に安いのか 毎月の通信料。ホントに安いのか。
ホントに安いのだ。
初回こそMNP転入などあって3242円とかかったが(転入元のau側での出費も3000円余分にかかる)、今では基本料金が毎月1764円(税込)に、通話料が先月であれば205円。先々月であれば21円だった。端末代の分割費用が24カ月分割であったとしても(私は一括で買った)、1カ月当たり4000円以下になる計算。これは安い。
どんな人に格安SIMはオススメなのだろうか 基本的にほとんど全ての人が、格安SIMにするほうがお得になる。なので、大手キャリアを選ぶべき人というのを逆に選択したい。
1.ショップで、何も考えず何でも設定してもらい、かつ故障や使い方で困ったというときにショップに持ち込んで何でもやってもらう、という人 おそらくそんな人は数多い。だからこそ高価なケータイ料金を徴収して、大手がサポート含め何でもやる、というまーけっとが成り立つのだろう。
・・いやまあ、Docomoやau、ソフバンなんかのショップが、現状どこまでやってくれるかってのはあるだろうが。
2.通話がやたら多い人 これも格安SIM業者の弱点でもある、というか大手の通話無料サービスは結構強力だ。格安SIM業者の通話料はそれなりに高い(大手の基本料金が一番安いコースでの通話料くらい)。毎日の通話が5~10分以上の人は、大手を選択した方がいい。楽天だと「楽天でんわ」アプリを使って、フュージョンコミュニケーションズ経由で通話するとちょっと安くなるが、通話までに時間がかかるんだよねえ。
3.キャリアメールを使いたい人 PCからのメールを受信拒否にしているなどの理由で、docomo.ne.jpやezweb.ne.jpのようなメアドを使いたがる人はいる。格安SIM業者では、たとえDocomoから回線を借りていても、メールアドレスまでは提供していない。そもそもメアドはご自分で入手を、という業者が多い。
まあ、私はショップには機種変のときしか行かない、通話はこちらからはかけない、キャリアメールは使っていない、と全部に当てはまらないので、格安SIMに切り替えた。
上記の2番だけはどうにもならないだろうが、通話はそんなにしませんよ、というなら格安SIMにしない理由がない。
まあ、そんなわけで楽天モバイルにして3カ月ほど。楽天ポイントも貯まりやすくなっているし、結構満足しているのであります。