丸印はほむらのデフォルメキャラと私の名前。角印はほむらさん笑顔と彼女のフルネーム。文字は別に名前でなくても良くて、「よくできました」とか「誰にも頼らない」とか
「ヤンデレ」（汗）とかでもいい（字数制限あり）。
角印の名前についてはすごく迷ったんだけど、まあ、無難なところに落ち着かせた。使う機会はあるかしら？
さて、丸印は早速会社の書類に捺印して提出しました。今のところ問い合わせはないみたいだ。私のフルネームが入っているし、三文判よりいろいろな意味で個別性が高いはず。今までも「にくきゅう印」を使ったりしていたし、まあ、大丈夫だろう。
気になるところ～文字がちっちゃいよ 丸印のモザイク処理をかけているところには、私の名前（漢字四文字）が入っている。見ての通り、印鑑に占める名前の割合が非常に低い。イラストのインパクトが強すぎだ。痛印堂で印鑑を作るのを躊躇していた理由がこれ。
やっぱり印鑑は名前が大きくなきゃ、少し使いづらい。
文字の種類。篆書体、明朝体から丸ゴシックまであるけれど、イラストの感じから、もっとカジュアルな書体も欲しい。「まるもじ」とか「あくあフォント」みたいな。その辺のバリエーションを増やすと、より使いやすいのでは？もともとこの手の印鑑を、実印登録したり銀行印として使う用途は少なそうだしね。
コンピュータで彫っているだろうから、比較的簡単にできそうな気はするのだが。
もうちょっと工夫の余地があるよ痛印堂さん そんなわけで、印鑑にしてはやや大きめ（実印にはありがちなサイズだが）なこの丸印と角印。実際に「印鑑」として痛印を普及させるには、文字の比率を大きくして、少なくとも印鑑の半分は文字となるようにすべきではと思う。
現状のままでは、印鑑というより「おつかれさま」とか「もう少し頑張りましょう」みたいなメッセージスタンプとしての利用価値が大きくなりそう。そうなると「本末転倒」というほどではないにせよ、印鑑としては若干残念なことになる。
痛印がなぜこのようになっているのかを考えるに、当初、痛印堂では発注者から画像データを受け取って、名前などを入れて印鑑にしていたため、加工精度などの関係からイラストの比率が非常に大きくなっちゃったんだと思う。
けれど今ではどうだろう。痛印堂では各種同人作家のイラストから自分の印鑑を作れるようになっているし、今回の「魔法少女まどか☆マギカ」や「IS」「艦これ」印鑑が大ヒット。特に「魔法少女まどか☆マギカ」は受注開始から数時間で完売するような状況だ。
もう既成のイラストを注文者が選んで、文字を入れるという需要のほうが大きくなっているんじゃないだろうか。
＊痛印堂では二次創作であっても、版権元のあるイラストを受け付けていなかった。つまり痛印堂で痛印を作るには、自分でオリジナルイラストを描けることが前提だった。 であれば、痛印用に大きな文字を入れられるようなデザインのイラストを用意して、より印鑑らしい痛印を作れるように、ちょっと工夫してみてはどうだろう。三文判でも痛印になるような、マスコット的なイラスト－例えば今回ならQBさんとかソウルジェムとかグリーフ（以下延々と続くので略）－も用意してみればいかがかと、実際に購入したユーザーが提案してみるのです。
こんな場末のBlog記事でも、１年もすれば数千人は見てくれているみたいなので。
印鑑の新しいかたち アニメやマンガのキャラをあしらったモノを「痛○」と称するようになってから、もう10年くらいになるだろうか。
「痛印堂」は、２年ばかり前にできた会社で、どのメディアで読んだか忘れてしまったが、社員７名でもともと印鑑業とは何の縁もない人たちが立ち上げたとのこと。それが初年度から快調な売り上げを見せて、今ではオリジナルイラストだけじゃなくて、各種アニメ作品とタイアップして、印鑑を作成するサービスを始めている。
初年度の売り上げは同業他社が驚くほどの数字、当然２年目以降の今では、初年度を遙かに上回る受注状況だろう。
でも印鑑の新しい展開としては、10年前に受注を始めた
「もりいん」のにくきゅう印鑑が、その嚆矢ではないかと私は思っている。
ここのところずーっと、「現在、店舗スタッフ療養のため、一部商品の受注を停止」となっているところが気になるけれど。ここの印鑑は「痛印」よりはずいぶんと使う敷居が低い。シャチハタ（シャチハタ社ではないけど）みたいな印もあるのがポイントだ。私もここで購入してもう10年。認印もシャチハタ（別会社だけど）も使っている。もう誰も違和感を持っていない。
・・頑張って そんなわけで、面白いものを買いました。また楽しい製品が出ることを期待して、そして社員がまだ少ないようだから無理に事業拡大しすぎて、組織が壊れないように、それだけはお気をつけくださいませ。