スリープモードに入ると最後に読んでいた本の表紙が表示される(デフォルト設定) 買いました。超格安電子ブックリーダー、kobo Touchを。
7980円という価格が各メディアで注目されていたが、事前予約すれば楽天プラチナ会員なら3000ポイント(楽天で3000円相当)のバックがありさらに安い。私は実質4980円で買ったことになる。同じような電子ブックリーダーが2~3万することから、本当に格安なのだ。
適度な大きさ、そして非常に軽い10インチのiPadと並べてみる実際に読んでいる画面。標準ではこんな感じ。実に美しく本とそれほど変わらないが文字最小にしてみるとこんな感じ。最小モードでは文字かすれがあって非常に見にくくなる画像はこんな感じ上記画像ニャル子の顔の部分を拡大 画面は5インチなので小さいが、本を読むことが目的のため、全然問題ない。むしろこのくらいが視点移動が少なくて良い。
なにより軽い。実測193gなのだ(iPadは626g)。大判コミックスよりも軽いくらい。手に持っても違和感ないし疲れない。
画面はKindleやソニーReaderなどでも使われていた電子インク。画面書き換えが非常に遅いが、LCDディスプレイのような発光体ではないので目に優しい。暗いところでは灯りをつけて読書する。
セットアップにややはまる マニュアルがほとんどない。とりあえず楽天koboのサイトに接続して、接続ソフトをダウンロード、それを使ってセットアップせよというものだけ。
当日は大混雑でログインできなかった この接続ソフト、楽天のIDを使ってログインする。つまり購入した本の支払いは楽天のアカウントを使ってできるということ(別に設定も可なよう)。楽天アカウントを使うが、サイト上は一般の購入履歴とkoboのそれは別れているようだ。ただ購入履歴などは楽天のサイトからも確認できる。
さてこのソフト、当日は大混雑。ログインできないのだ。仕方ないので当日のセットアップはあきらめ、翌日に回す。朝起きて設定してみると、さすがに今度はさくさくとつながった。
専用ソフトを使った後、いろいろいじっていると、koboが暴走したのか全く動かなくなった。本体裏のリセットボタンを細い針金の先(クリップでよい)でつついてリセットする。
スワイプとかはなし スワイプできるが動作はもっさり で、使ってみる。
iPadなどのクセで、
スワイプや(スワイプは一応できます)ピンチなどしてみたくなるが、koboはそんな動作には対応していない。タッチのみ。本を選んで次のページをめくるには画面の左側をシンプルタッチ。戻るには右の画面をタッチ。
動きはもっさりしている。画面書き換えに1秒ほど、つまり一息あって書き換えがされる、という感じ。iPadになれていると、ちょっとイライラするかも知れない。けれどこれは電子インクだから仕方ない。
Wifiが安定せず・・電源入れ直すと改善 koboはWifiを内蔵している。kobo単独でも本を購入したり立ち読みしたりができる。一応Webブラウザもある。
このWifiがなぜかうまくつながってくれない。なぜだろう。Wifiルータ側の設定をいじってもうまくいかず、kobo本体の電源を入れ直す(電源ボタン5秒間長押し)。すると改善した。我が家の自宅、ルーターがDHCPでIP配布するデバイスが10個くらいあるのでそのせいか。ただ初日に暴走した件もあり、まだファームウェアが安定していないか、どうだろう。
(追記)数日使ってみての感想だが、、どうやら電池が切れかけているとつながりにくくなる傾向があるようだ。 さて、そんなこんなで使い方もわかって来て、電子ブックリーダーとして使い始めてみる。
本を読んでいる最中に画面下をタップするとメニューが現れて、文字の大きさや行間の設定、ページ飛ばしや検索などもできたりする。
ピンチなどでスパッと拡大縮小はできない。
画面下部をタップすると上下に設定ボタンが出てくる。下のものが現在読んでいるコンテンツに関するもの。上部のは全体の設定。 Webブラウザもある。画面上部の歯車アイコンをクリックして設定画面を呼び出し「その他」のメニューにブラウザがある。ちなみに数独もできる。
ここの「その他」からブラウザを選択Googleを表示してみるが 電子インク採用デバイスの常として、画面書き換えが非常に遅い。昨今のサイトはまともには見られないだろう。またGoogleなどで検索しようとしても、ちょっと動作にくせがあって使いにくい。
あくまでも非常時に使うものという感じか。もちろん常用には全く適さない。
肝心の電子書籍はまだ買っていない。ちょっと見てみたところ、紙の書籍より若干安価に設定しているようだが、その辺の感想はまたの機会に。ざっくりした感想をいうと、kobo単体で本を買うのはレスポンスの問題もあってやや厳しいか、という感じか。
買った本はホーム画面のここをタップするとメニュー表示 プレビュー商品もここから閲覧可 無料の(青空文庫)の書籍も若干ある けれどこの機会にラノベってのをプレビューで読んだのですが、これって案外面白いものですね(今更)。