夜になると食事時から酒を飲み始め、ビールから焼酎/ウイスキーへ移行するのが、私のいつものパターンで、そのまま1年前に買ったネットブックでニュースを見たりそのとき気になった事象や事件を検索したり、楽天やamazonを物色するのが日課になっている。
みなさんのBlogを見たりするのは、だいたいこんな時間です。
酒を飲みながら、だらだらリビングで寝っ転がってこんなことをしていると、いつの間にか眠ってしまって、目が覚めたら午前3時、なんてことがほとんど毎日のようにある。
しかしこないだは一機に酔いが冷めた。
真っ赤に酔っ払うコンピュータ(イメージ) 私のHP mini1000 Vivienne Tam Editionが、焼酎飲んで真っ赤になっている!
キーに触ると明らかに濡れている。寝ている間に寝ぼけて焼酎のとっくりをひっくり返したのだ。きっと。
開いたままの本体の上、キーボードに結構な量の焼酎がかかっている。
こうしたとき、「うわー、大丈夫か」と思って電源入れるのはダメなのだ。冷静に電池パックを外し、表面に残った酒を拭き取る。HP mini1000は電池パックの裏にねじがあって、ここを外すとキーボードを外せる。
電池パックを外し上下2カ所のネジを外す ネジの形状は通常のPhillips(+ネジ) キーボードはびしょ濡れだったが、本体内部への液体の浸入はほとんどなかった。まあ、大丈夫かな。
キーを外したところ キーボードやHDDを接続しているコネクタは開け方が独特でコネクタの固定部を上向きに引っ張らないと外れない 適当に掃除して起動させるとさっくりと起動する。「やっぱり問題なかったか」と思ったのもつかの間、ログインしようとしてもパスワードが入らない。
キーボードが壊れた。妻のアカウントで何とかログインし、キーの挙動を見ていると、もうめちゃくちゃなのだ。
キーボードを買わねばならない。HPのサイトでVivienne Tam専用キーを見ると1万円以上のプライス。しかもいつ入荷するかも分からない。
とりあえず楽天で調べてみると、通常版のmini1000用の日本語キーがあり即買い。2500円くらい。
ビミョー 妻は「かっこわるいね」と言った。言われずとも分かっている。しかも通常版とVivienne版はネジの位置が異なっていて、そのままではきちんと取り付けられない。なぜこんな仕様に?間違えて取り付けないようにと言う配慮なのだろうけれど。
上がVivienne Tam Editionのキー 下が通常のHPmini1000のキー ネジ穴の存在や金属板の位置が違う さてこまったぞ、と思い、以前ヤフオクでVivienne版の英語キーを売っている人がいたことを思いだし早速検索。「Vivienne Tam」では見つけられず、「HP mini1000」で検索したところヒット。わずか2000円で英語キーボードを手に入れた。これはラッキーだった。
出品者は中国人と思われる方で、ちょっと入荷まで時間がかかったが、たいした問題ではない。
英語キーはキートップがアルファベットのみなのでちょっとスマート デザイン性が問われるこのようなパソコンには、こうしたちょっとしたスマートさがよく栄えるような気がする。
Enterキーが日本語版と形状が大きく異なっていたり、「@」などヤクモノの位置が違ったり、ATOKのちょっと特殊な操作(医療辞書の略字変換機能など)が標準ではできない-日本語特有の「変換」キーを使う-などの細かな点はあるけれど、自宅のメイン機も英語キーだから全然問題なし。
まあ結果オーライってやつですかね。
メイン機のキーボードは、94年に購入した初代IBM PC-ATの101英語キーボードで、きわめて重厚で打鍵力も必要なメカニカルキーボード。当時のものはすでに貴重なので、10年以上前に予備を含め3台確保しています。けれど全然壊れない。Lexicomp社が今でも生産しているが、キータッチはほぼ同じだけれど、今売っているのはメンブレンキーボードのはず。
このキーボード、打鍵音は相当あるので、静かなところでは使うのをはばかられるんですが。
*実は英語キーにしてからもう一回焼酎を飲ませました(笑)。すぐに拭いたので一応大丈夫です。