NEW Twingo試乗しました

　メガーヌがまた故障した。いや、こないだのパワーウインドウ故障よりもっと細かなものだった。
　「排気系の異常がある」というエラーで、サービスランプが付きっぱなし。一応マニュアルには、放置するとエンジンに異常が出る可能性がある、とのことだったので、再びディーラーに「入院」させた。
　入院途上、走行中にランプが消えて、うーむ、こりゃたいしたことないかなあと思ったが、まあ保証期間内なので一応ディーラーに持ち込む。ルノー小平へ。

　結局エンジンについている「カムシャフトセンサー」に異常があって妙な波形が検出された（多分コンピュータのログからチェックしたんだろう）、とのことで該当センサーを交換。２万円くらい。

　９日に直ったとのことで取りに行く。するとディーラーに10日頃に入荷する可能性がある、とのことだった新型Twingoが入荷していた。

なんかちょっとネコ顔です

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　「ネコ顔」というか洋凧の「ゲイラカイト」みたいな顔をしている。悪くないと思う。メガーヌに乗って帰る前に「ちょっと運転席に座ってもいいですか」と言ったらメカニックが「試乗もできますよ」というので、お言葉に甘えて乗ってみた。

　車内はそれなりに広い。ダッシュボードまわりのデザインはコンパクトで実にいい。ハンドルにちょこんとのっているタコメーターが非常によいアクセント。スピードメータはデジタルで、中央部にある。
　Twingoの特徴、先代からそうらしいのだが、ウインカーを出すと、左右どちらかにかかわらず、車内の表示は一緒。バックランプが片方のみしか光らない。初めて乗るとちょっととまどう。

　加速、巡航、安定感共に非常にいい。小回りもきく（と思う）。シフトは５速。クイックシフト（クラッチレスマニュアル）とオートマが選べる。クイックシフトはメガーヌより機敏にシフトチェンジする。これは手軽で結構楽しい。けど相変わらずルノーは、シフトレバーを押し込んでシフトアップ、手前に引いてシフトダウンなのね。感覚的には逆にしてもらう方がやりやすいんだけれど。
　オートマはちょっと高回転までふけ上がる傾向があるかな。

　車高が低いので、ホットハッチのようにシートを立てて乗ると、天井にぶつかりそう。背の高い私にはちょっと圧迫感がある。上方視界がとれないのだ。かといってシートを倒すとペダルとの関係で、シフトに手が届きにくい。これはちょっと困った。けれど実際にオーナーになったらその辺の調整は簡単かも。試乗中に視界が問題になることはなかったから。

　かわいい車。私が戻ってからすぐに次の試乗体験者がいた。初物人気はあると思うけれど、価格がちょっとねえ。車体定価で200万円弱というのは、ちょっと難しい設定なんじゃないだろうか。FIAT500（新しい方）よりはずいぶん安いけれど、あれは歴史というバックボーンがあるから。ここのところのユーロ安に期待して、価格改定を望みたいところですねえ。

　私の父が、そろそろ大型車をやめて、コンパクトハッチを望んでいるよう。一応県内にディーラーもあるし、オススメしてみようかな、と思ってもいる。