神戸で行われた表記の大会にまた参加。私はいろいろと思うところあって、電子カルテの導入や運用、分析にかかわるもの、そしてプロマネに関するセッションを中心に出席した。


ポートピアホテルそばのこんなところで開催
 導入前のプロジェクト進行方法、導入時の対応、そして神戸市民病院の宮原先生の関係からかプロジェクトマネジメントに関するセッションがいくつかあって、そうしたセミナーにはあまり参加する機会がないから、ちょっと得をした気分になる。

 徳島大学の電カル導入「ヘルプデスク」の充実した対応、導入一カ月で患者減を元に戻した大阪市立大学、裁判資料として見た電子カルテの機能と問題を指摘した都立府中病院、100件以上の病院に対して調査を行った近大姫路の研究結果など印象深い。
 ある程度うまくいっている病院は、やはりそれなりの人数を配置し、スタッフの力量もそれをマネジメントする人の能力も高いのだろう。やはり事前の組織づくりと能力を磨くことが重要であると再認識する。