- 旅行
寝台列車の乗車口からホームを望む。古いデジカメで写真の感度が低く真っ暗
コンパートメントの扉を開けて、階段を上るとベッドがある。つまり階段も荷物置きなど活用可能
B寝台個室のベッドから窓をみる。部屋はサンライズ系と異なりかなり広い。でも料金は一緒。
荷物はこのように大きなトランクに収納可。サンライズ系のように足元に置くのがやっとということもない
ベッド足下にあるカウンターとビルトインのゴミ箱。そして国鉄系の灰皿。昔の車両には必ず付いていましたね
テーブルも大きく、このように泡盛のビンも楽に置ける
これはなに?
開けるとランプがついている。点灯中はトイレ使用中ということ
こんなリトグラフ?も室内に飾られていた
門司あたりに到着。人がいなくわびしい
国鉄車両に必ずある給水場。夏場は冷え冷えで紙コップもビルトインで結構重宝する
洗面台。古いのにきちんと整備されていて結構きれい
ラウンジ列車のバーカウンター?うらぶれた雰囲気。もちろんバーテンダーはいない。ソファがあってゆったり出来る空間。客もあまりいない
途中の扉には「はやぶさ」のマークが。二つの特急を連結するから、こんなところにマークがある
年代ものの国鉄車両。維持費がかさみ、乗客数も少ない。ブルトレの運用はなかなか難しいらしい。しかもJRは筋金入りの利益優先企業。歴史ある特急・路線だからと残すつもりはないようだ。それでもこの年まで残ってくれたことは、むしろ奇跡とするべきなのか。
かつて「走るホテル」と称された、古いが決して汚くはない、鉄道マンの心意気が伝わる列車。見るたびにワクワクさせてくれる。そのブルトレも東日本に数路線が残るのみ。あと何回、乗れるだろうか。
・・・・・
2002年、マネジャー4年目の私は行き詰まっていた。特にこの年配属された部門は、病院開設以来といわれる新規のプロジェクト、そしていくつかの事故によって目の回るような忙しさ。組織構造はグチャグチャ、しかも上司はやたら陰口叩くわグチっぽいわで・・ということは以前書いたからくり返さない。
そんななか、西表で久しぶりに姉と両親に会った。予定を決めて旅行がてら一緒に会うことにしたのだ。のんびり旅行のはずが、あまり落ち着かなかった。こんなことは初めてだった。
帰りの電車の中で、本格的なホームシックになった。もうずいぶん昔の、ちょっと切ない思い出。