久々、と言っても1カ月ぶりに秋葉原に。東京に来てからほぼ毎月秋葉原に行くようになって、もう15年。当時はAppleやAMIGA関連のソフト(ほとんどがゲーム)を目的にしていたが、10数年前からPCのパーツ、そして今は安いオモチャとアヤしいグッズ(笑)。
 今や世間では「オタクの街」として奇妙な認知がされているけれども、意外にグルメの街。雑多だけれど、ずいぶん店も変わった。できる店あり、つぶれる店あり、夜逃げ同様の店も何店も見てきた。そしてメモリ廉売の草分けだったラジデパの神和電機が閉店していた。
 価格に対する異常な執着。過当競争。これらの競争に巻き込まれた分野は、間違いなく衰退している。かつて主力の家電は今や郊外大規模店に奪われ、あれだけ多かったPC関連も衰退の一途。結局変わらず残っているのは古くからある電機部品のお店のように思う。石原による強引で不透明な再開発で、この街が荒らされないように祈りたい。

 ところでこの暑さの中、中央通り歩道でシート敷いて居座っていたオタク風の一群は、何かの順番待ちかしら。