今日はそう言えば年度末。

 例年よりもはるかに激しい年度末なのは、誰でも同じですね。年度末というより、3月に、まさしく驚天動地の大災害が起ったことで、私の病院も大混乱・・とまでは行かないのですが、いろいろ対応に追われました。それでも、よその中小病院よりはかなりましだったかもしれない。

 私達の病院、医者はじめ職員を数名現地に派遣しています。支援体制は長期戦になりそうだ。被災地からの患者も受け入れている。毎日ころころ変わる国の支援策(要は医療費、カネの問題ですが)に振り回されながら。

 仲の良い職員が退職する。各職場にあいさつに回る、温厚な彼。私が贈った餞別の品に喜んでくれたようだ。しかし彼が辞めた理由は、組織の問題点に関わる本質的な部分なので、私個人としては非常に悔しい。もう少しがんばってその問題を解決してくれれば・・と思っているのだが。

 さて、ふと去年を振り返る。

そう、年度末・・ということは、そういえばあの病院システム刷新から1年が過ぎた

 開院後のシステム関連投資としては最大のプロジェクトだったのだが、マイナートラブル以外大きな問題もなく経過している・・と言えるんじゃないかと、責任者としてはそのように評価しているのですが。