先日リカンベント自転車を購入した。
リカンベントって何ですか?ここをクリックしてググってくださいな
 文章で表現するのは難しいのだが、通常の自転車が「馬にまたがる」スタイルなのに対して、リカンベントは「ラウンジチェアに座る」スタイル、と言えようか。リカンベント乗りは、普通の自転車を「アップライト型」と呼ぶ。
 奇妙なスタイルのこの自転車は、実は自転車の草創期から存在していたのだが、ミニベロ(小さなホイールをもつ自転車)と同様、自転車競技の場から排除されて久しく、ツールドフランスやジロ、競輪などに出ることはできない。だから市販車も少なく、大変珍しく、とてつもなく高価(自動車よりはかなり安い)。

 私の自転車はライトプレーンなどを製作しているRANSという会社のTAILWINDというモデル。形状から言ってコンフォートタイプのようだ。20inchのエアロホイールにPRIMOのスリックタイヤと、ちょっとパーツにもレース系のものがある。ホイールベースはやたら長く、全長が2m近いシロモノ。

実はとても細長い自転車
 リカンベントの構造上、非常に低いスタイルで走る体勢となるので、町中で見ると結構異様な雰囲気が出ているようだ。リカンベント自転車はずいぶん前から気になっていて、いつか買おうと思っていたのだが、そしてそのライディングに期待していたのだが..。