今日から遅い夏休み。明日実家に帰省するため、格安チケットで航空券を入手。正規料金の半額だった。仕事も異動を控えて大方他人に振ってあるし、久々にのんびりとした旅行ができそうだ。
 最近話題のJALに乗る。機体は旧JAS系のMD-90のようだ。好きな機体。ワイドボディ機ってあまり飛行機って感じがしないのよ。特にJAS時代のレインボーカラーは特にお気に入りだったのだが、今はもうなくなってしまった。
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 JALとJASのシステム統合はコンピュータ関係でもずいぶんと評判になった。成功例という意味でだ。かかわったプロマネは講演でひっぱりだこ。私も講演会に出席したことがある。JASは個人的に最もひいきにしていた航空会社だったので、実は統合は不快だった。JASは統合前、世界で最も安全な航空会社と言われていたから。でも統合で現場がうまくいっていれば、システム統合がうまくいけばと空想的楽観視していたら..。 やっぱり起こった各種の問題。整備不良やら運用面での問題やらで、いま新生JALがニュースに上らない日はない。日経で話題になったシステム統合の成功とやらの信ぴょう性まで疑われてしまう。
 もうずっと昔、JASに乗ったとき、労働組合が乗客にかわいいパンフレットを配っていた。客室乗務員の外注化に反対するという内容で、今の労働情勢を先取りするような内容。それらと同様の状況が、現在は整備関連にも適用されていること、それが結果として多発するトラブルの要因として指摘されている。なんと先見の明があることか。そのパンフレットはその他いろいろな内容が記載されていて、読み物としても面白かった。今でも私はそれを保存している。その組合に圧力がかけられていると聞く。
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 さて、つらつら書き連ねた。今専らの問題は、私が乗る午後2時の羽田発が飛ぶかどうかなのだ。予報値では実に微妙な時間である。去年も台風にたたられたのだが、格安チケットの会社が、わざわざ出先の私の携帯に連絡してくれて、費用面での損害はなかった。今回もそうであるといいのだが。