15日は66年前、日本が仕掛けた戦争が一応の終結を見た日であった。

 なんだかぼんやりとネットを巡回していると、日本の朝鮮併合はこんなにいいこともあった、「大東亜」戦争はアジア解放の戦争だった、なんてのにぶち当たることがある。そんなときにこう思う。じゃあなんで韓国ではこの日を「光復節」なんて呼ぶのか、独立を果たしたアジア各国で、いったいどこが帝国時代の日本を賛美しているというのかを考えれば、それが世迷い言に過ぎないことが分かろうというもの。

 ちょっとした想像力の問題なのだ。それが欠如していると、簡単にそうした「戦前は良かった」「日本は強かった」みたいなものに騙されてしまう。
 その辺の想像力は人付き合いとか、仕事のやり方とか方向性とか、つまり社会生活を営む上で必要とされるスキルのはず。私がネトウヨ系をいまいち苦手にしている(人付き合いという面で)のは、その辺の想像力が欠如した人って、実生活でも扱いにくい側面があるからなのかな、と思うこともある。

日本の侵略戦争で2000万人以上が犠牲になったのは歴史的事実・・だが

 さて