私は一応情報システムのプロとして仕事をしているが、プロがシロウトに対して・・

・「ウソをつく」
・「相手に責任転嫁する(ならおまえがやれ、みたいなセリフも含む)」

 これらは決して、してはいけないことと考えている。

 そうは言ってもシステム部門というのは不確実性の高い業種で、よくわからないことも多々ある。そんなあいまいな情報源で判断せざるを得ない場合は、その情報の確度をなるべく相手に示す。私の話がどれほど信頼できるのかを、ある程度相手にも判断できるように。
 そしてなるべくわかりやすく。このトラブルはなぜ起こるのか、どこが原因なのか、どう回避できるのか。
 そして分からない場合は、「わからない」とはっきり言う。それが私の限界だと。

 プロにウソをつかれてはシロウトは判断を誤る。またそれがウソだったとばれた場合、プロへの信頼が一気に消滅する。
 ましてやシロウトに仕事を押しつけては、プロとしての存在価値がなくなってしまう。

 思えば結構そんなことをされた。昔、取引先のシステム営業にあり得ない発言をされたことを、いまでも苦々しく思う。
 連中はこちらが知らないからと思って適当なウソをつく。あんたらと私達は同じレベルではないのだ。見え透いたウソをついてもすぐにわかる。私はわざわざ指摘はせず、ただ連絡を取らなくなるだけ。契約を切るだけだ。次回の契約更改をしないだけだ。

 そして同じプロとして、原子力に関わる輩のプロフェッショナリティに、私は非常な疑問を感じるのだ。