知り合いが介護関連の地域ネットワークに参加しており、そこで年に数度講演会のようなものを行っているらしい。今回は東京都の介護保険審査課の人物を招いて講演をさせたようだ。又聞きなので正確ではないかもしれないが、大要こんな事を言ってひんしゅくを買ったのだそうだ。
「介護保険の監査については事業所からの異議は認めない。・・文句があるのなら介護保険の申請を取り下げて、自費でサービスを提供すればいい」「「私たちの事業所がなくなれば利用者が困る」というのは思い上がりだ」
・・これを「思い上がり」と言わずして何となす?

 ちょっと前の「赤旗」11月29日号に「介護保険では散髪に行けない 本当?」という質問が載った。要介護者へのサービス提供で「ヘルパーが付き添って散髪に行くのは介護保険の適用外だ」、「通院等乗降介助のサービスは通院以外だめだ」と行政の実地指導担当者が言っています。本当ですか?と大阪の読者から。
 共産党は厚労省に法令根拠を質したのだそうだ。で結局この実地指導担当者の言っていることはデタラメだったことが判明した。この記事では「行政担当者の指導があまりに乱暴だ」「あとで返還命令が出されるのが怖く、利用者の立場に立ったケアプランをつくれない」との意見が紹介されている。
 同じ紙面には東京北区の101歳の超高齢者と脳性まひの重度障害者の要介護度引き下げについての記事が掲載されていた。