数週間前から./-J(スラッシュドット日本語版)などで話題になっていた寝耳に水の問題がある。「電気用品安全法」とやらがそれだ。
 知る人ぞ知る話題になっていたこの件が、とうとう共産党の「赤旗」が-しかも一面トップで-報道した。「赤旗」といえばかつて内閣官房機密費問題をすっぱ抜き、最近では冷蔵庫の「省エネ偽装」問題を暴いて消費電力○分の一なんて宣伝を止めさせた新聞だ。その記事にはこうある。
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 「電気用品安全法」で、中古の電気製品の販売が四月一日から禁止されようとしています。これが強行されると、リサイクル店や楽器・オーディオ店、質屋、骨とう品店などが、倒産の危機に――。「これでは商売がやっていけない」と、関係業界に怒りの声が広がっています。また今月に入り、大手リサイクル業者や楽器店などで買い取りを中止するところもでているため、消費者側にも影響がでています。

 四月一日から中古製品で販売禁止の対象になるのは、電気便座、電気温水器、自動販売機、テレビ、冷蔵庫、洗濯機や直接交流電源に接続する電子楽器、音響機器、ゲーム機器など二百五十九品目です。(引用終わり)
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 って電機製品全部(笑)。これじゃ「電気用品ゴミ化法」だよ。早速記事にある「全国展開する大手リサイクル業者」と思われる「HARDOFF」に調査に行ってみると、