- 社会情勢
先日のお休みの日に、ふとAmazonVideoを見ると、「ヒトラー~最期の12日間~」が配信されていたので、見てみることにした。
YoutubeなどでMADがたくさん作られていることでもおなじみの、12年前の作品だ。
改めて鑑賞すると、この作品は議会制民主主義をナチスがいかにして悪用したのか、そしてこの制度がいかに脆弱かということを、節々に表現していることに気づく。
議会制民主主義という制度が、当選した議員への全権委任ではない、ということ。その愚をナチスが犯したからこそ、第二次世界大戦で多くの犠牲を生んでしまったということも。
10年前のドイツ映画で、このような警句的表現がそこかしこに見られるのは、現在かの国でも同じような政治状況が一部にあって、それを憂える勢力も広範に存在しているということなのだろう。
そしてそれは、現在の日本でより先鋭に体現されていることを、日本国に生きる私たちは知っている。
小池みたいなネオリベ極右が都知事という悪夢。
ナチスの手口を学べと公言する現職の大臣がいたり、歴史修正主義とヘイトスピーチ勢力に担がれる大臣がいる政権が、国会の過半を握っている悪夢。
そしてそれを許してしまっている野党勢力の混沌。
悪夢が悪夢であることに気づくのは、それなりに時間がかかる。そして気づいてからではもう遅いのだ。
こんな社会が来ないよう、小さいながらも声を上げ続けようと思う。
YoutubeなどでMADがたくさん作られていることでもおなじみの、12年前の作品だ。
改めて鑑賞すると、この作品は議会制民主主義をナチスがいかにして悪用したのか、そしてこの制度がいかに脆弱かということを、節々に表現していることに気づく。
議会制民主主義という制度が、当選した議員への全権委任ではない、ということ。その愚をナチスが犯したからこそ、第二次世界大戦で多くの犠牲を生んでしまったということも。
10年前のドイツ映画で、このような警句的表現がそこかしこに見られるのは、現在かの国でも同じような政治状況が一部にあって、それを憂える勢力も広範に存在しているということなのだろう。
そしてそれは、現在の日本でより先鋭に体現されていることを、日本国に生きる私たちは知っている。
小池みたいなネオリベ極右が都知事という悪夢。
ナチスの手口を学べと公言する現職の大臣がいたり、歴史修正主義とヘイトスピーチ勢力に担がれる大臣がいる政権が、国会の過半を握っている悪夢。
そしてそれを許してしまっている野党勢力の混沌。
悪夢が悪夢であることに気づくのは、それなりに時間がかかる。そして気づいてからではもう遅いのだ。
こんな社会が来ないよう、小さいながらも声を上げ続けようと思う。