国家権力によるビラ弾圧事件の契機となった、立川反戦ビラ弾圧事件について、12日と14日の赤旗が、立川警察と情報保全隊の連携ぶりを暴露する内部文書を掲載した。

自衛隊が警察と共謀 立川ビラ弾圧事件 2カ月前から逮捕仕組む 本紙が内部文書入手 依頼・調整、現場下見も(Source:しんぶん赤旗 10/12)

立川ビラ弾圧事件 市民黙らせたい 警察と陸自思惑が一致 情報保全隊が積極関与 “2、3日くさい飯食えば変わる”(Source:しんぶん赤旗 10/14)

 情報保全隊による国民監視の実態が明らかになった以前の事件が記憶に新しい-いや、もう風化しているか?-より詳細に奴らの関わりが述べられている。
 以前こんなエントリを書いたけれど、要するに自衛隊の「情報保全隊」がダイレクトに立川警察と連携してやっていたってことね。こいつら表向きには自衛隊内部のスパイを防ぐためとか言っていたけれど、人民監視をなりわいとしているわけだ。
 あー。こうやってるんだ、とあらためて感慨深く眺める。そしてこの時期、個人的な体験からも、この事件にはむかついて仕方がない。