今年を振り返って何より思うのは、とうとう来るべきところまで来てしまったのか、ということ。

 それは何より9月に強行された戦争法によるもの。

 すでに2013年末の国家機密法(特定秘密保護法)強行可決で明らかなように、そもそもデモクラシーをわかっていない安倍政権官邸が、国政選挙のない2015年に果たしてどれほどまでに民主主義を蹂躙するのかは、予想できたことではあった。
 安倍政権の非民主制、というかデモクラシーやら立憲主義といったものを根本からわかっていない、というかそれに敵対する政治姿勢をとっていることに、私も何度か批判的なエントリをあげた。
 しかし、改めて振り返ると、ここまで進んだのか、と改めて思う。



 12月31日、年の瀬のしんぶん赤旗3面には「安倍政権のメディア戦略」と題して、安倍官邸筋のマスメディア対策について特集が組まれていた。

「圧力/介入の一方/幹部と重ねる会食」(しんぶん赤旗:12月31日)