SSブログ

安倍政権下でなぜにこんなに不祥事が起こるのか ~仕事の出来ない人、仕事を知らない人それは安倍晋三 [社会情勢]

・・・一応生きています。そう、一応。何で更新できなくなったのかについては今後書くかもしれません。

 ここ数ヶ月の安倍政権による惨状は、あまりのことに思考停止してしまうほど凄まじいものだった。
 内閣が10回倒れるようなレベルの事件が続出。

 しかしなぜこんなことが起こるのか。時々読ませてもらっているBlogにこんな表現があり、得心した次第。

ボビー・ブラウンさんのBlog 雑記(主に政治や時事について) 本人の証言を待たずして、安倍昭恵の関与が確定となった

 この記事は、3月末に参院予算委員会で、財務省の太田理財局長が、森友問題に関する公文書改ざん問題について答弁したことが記載されている。
 この質疑のハイライトは、共産党の小池晃議員による、首相夫人の名前が決裁文書に記載されている理由についての質問に「それは基本的に、総理夫人だということだと思います」と答え議場をどよめかせたこと。
 もう一つは、無理筋と知りつつも、安倍政権を基本的には擁護する答弁を行っている太田氏に、まさかの与党、和田政宗議員からのハラスメント質問「安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしているのではないですか?」に、「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも、ご容赦ください」と、怒りをこらえて答えていたことも印象深い。

 ボビー・ブラウンさんは言う。

昨日までずっと意味がわからず、安倍晋三の答弁を聞くたびに、脳みそが痒い思いをしていた。自分の認識となんでこんなに噛み合わないのかよく分からなかったが、ふとある結論に思い至った。

「安倍晋三って、もしかして実務担当者として、一番下から自分で稟議書や決裁書などを起案して、上の方まで通すとかやったことない? あるいは少なくともその意味を理解していない?」

でなければ、決裁文書に安倍昭恵の名前が載っていて、「自分や妻は関わっていない」はありえないのである。自分と認識がずれるはずである。

・・中略・・
(上記小池晃議員の質問に、太田氏が「それは基本的に、総理夫人だということだと思います」と答弁したことについて)
この太田理財局長答弁を引き出した瞬間の国会の反応たるや。そして、一方のその後の安倍晋三の反応はそれほどでもなかった。少なくとも、大臣席から野次を飛ばすようなことはしなかった。

やはり事の本質を最も理解していないのは、安倍晋三なのではないかと思う。自分が安倍の立場であれば、どんな無理筋の反論であると分かっていても、大臣席から必死で反論の野次を飛ばしていたであろう。


 やっぱり、そう思うのか。そうだ、そう考えるのが妥当だ。

 安倍晋三という人は、いわゆる「仕事が出来ない人」。うんわかった。私も国会の答弁を聞いて、脳みそがむずがゆくなる経験をずっとしている。うん納得。

職場の「仕事が出来ない人」と安倍晋三 個人的な体験で申し訳ないが、私も実はそのような人と仕事をしたことがある。その人は結構なベテランだったのだが、仕事とは何かを全くわかっていない人だった。以下実例を記す。

・利害関係のある複数部署が絡む課題を、たった一つの部署からだけ聞き取りをして通達を出そうとする

・その案件で一番重要な担当者から意見を聞かずに、提案文書を出そうとする

・業務手順を守らず自分の作業だけやったため、他の部署や顧客に被害が及ぶ

・通知を出さずに、多くの職種が使う物品をわかりにくい場所に移動させる

・自分の抱えている案件を進めるために、もっと多くの仕事をしている人や休憩時間中の人に、容赦なく仕事を依頼しようとする。得てして優先度の低い案件だったりする。
*こういう人を「姫」と呼ぶ

 ああっ!書いていて過去の記憶がよみがえる!脳みそがかゆくなる。

 まあ、私や周りがその行動を諫め止めたために、実害は最小限に食い止められた・・のだが。
 私はその人にこれらのことの何が問題なのか、割と具体的に指摘して注意するのだが、ポカーンとしていたり、憮然としていることすらあった。何が問題なのか理解できていないようであった。理解できていないから、謝りもしない。

 この人は安倍晋三と同じ、そもそもこれまできちんとした実務をやってこなかった人と考えられた。「ベテラン」なのに。
 仕事とは自分の「作業」だけではなく、たくさんの人が介在して初めて「仕事」として完遂する、何らかの「成果物」が生まれる。
 それを理解してこなかった人ということなのだろう。

 こんな人がいると本当に苦労する。無意味に疲れるしストレスもたまる。ましてや中途採用した他部署の職員から「あなたは2人分の仕事をしている。異常な環境にいるよ」とまで指摘されるほどに業務の多い私-2人分ではなく3-4人分なんだけど、ホントは-には、正直メンタル面での打撃が大きい。

 でもこのどうしようもない個人的な事情は、一企業の枠内で収まっているから、私にとってはよくないんだけど、まだいい。

総理大臣という一国のトップが仕事とは何かを知らないという悲劇

 安倍晋三は総理大臣なのだ。日本国のトップなのだ。その人物が、仕事の常識を知らない、社会の理を知らない。

 ボビー・ブラウンさんはこうも言う

結局のところ起因は、安倍晋三が、組織による意思決定や責任のあり方という、サラリーマンであれば誰もが把握しているであろう職業倫理を、歯牙にもかけない人物であるという事なのである。

(中略)

日本国政府という、日本で最も巨大な組織のトップに立つ安倍晋三。そのトップが組織的な意思決定とはどのように行うものなのか、そのプロセスの意味をロクに理解していないというのは、まさに狂気の沙汰である。原子炉の運転をチンパンジーがやっているようなものである。

自動制御装置やらなんやらがまともに動いているうちは事故は起こらないであろうが、事が起こればすべて終了である。そして、事故はまさに起こりかけている。決裁文書の改ざんとは、まさにシビアインシデントそのものである。


 機密保護法や、今や「安保法制」としか言われなくなった戦争法の強行採決、沖縄の民意を無視した基地建設強行。森友・加計問題に代表される政治の私物化。お仲間のレイプ犯罪すらもみ消す。そして野党議員の質問中にあろうことか総理大臣がヤジを飛ばす。
 これらすべてが、安倍晋三のパーソナリティにあるとまでは言わないが、結構な部分を占めているのではなかろうか。

 安倍政権が生み出した不幸は今や救いようのないレベルに来ている。ああ、いや。救いようのないレベルはもうずいぶん前に来ているのだが、ここに至って安倍政権のどうしようもなさが、可視化され始めた。だからこその、ようやくの内閣支持率低下。
 神輿は軽くてバカがいいとも言うが、とりあえず自民党は、仕事の出来ない人をこれ以上トップに据えるのは、もうよした方がいいんじゃないだろうか。
 そして「エクストリーム政権擁護」なんて揶揄される安倍応援団。見切りをつけられる前に、さっさと宗旨替えした方がいいよ。そんなこと、お手の物だろう。

(4/30追記)とうとう安倍政権は時間のねつ造まで始めてしまった。ちょっと病的に思うが、なぜ誰も止めないのかなあ。

安倍首相とトランプ大統領の電話会談の終了時間がなんか不思議で謎な件(NAVERまとめ)

 簡単に言うと政府発表の電話会談時間を信用すると、ドナルド・トランプは電話会談中に、文在寅大統領との電話会談をツイートし、かつその後にミシガン州についてもツイートしていたことになる。さほど仲のよくない知り合いと、電話しながらツイートする高校生って感じ?(笑)
nice!(16)  コメント(2) 
共通テーマ:仕事

nice! 16

コメント 2

cheese999

困りましたね。。。
姫(or お坊ちゃま)に鈴をつけることもできず。。
与党(第二与党)に投票した人、選挙に行かなかった人が悪いのか、野党が力不足なのか。。
(^_0)ノ
by cheese999 (2018-05-19 06:39) 

Mosel

ご無沙汰しています。
安倍晋三への、こう、何というかイラつく感情って、仕事が出来ない人に対するイラつきに似ているんですよ。こんなことも分からんのか、なんでそんなことしちゃうのというか。
そんな人がイカれた組織で権力を握ってしまうことがまれにあって、現在日本国がそうなっている現状ということだと思います。
小選挙区とか、小泉政権とか、民主党への政権交代とか、そんな事態が積み上がっての、現在の安倍政権という結果ですね。
by Mosel (2018-05-20 07:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。