amazon.comで(消費電力の大きな)家電製品を買ってみる [ガジェット]
もはやネット本屋ではなくなってしまい、総合ショッピングモールサイトになっているamazon。
ドルがじわじわと上昇しているが、まだまだドルの安さは際立っている。そんな今だからこそ、海外通販を積極的にやってみたい。
今回はamazon本店の、amazon.comで買い物をしてみる。
でかいところなので、お気楽に買い物ができるのが魅力だ。
「日本で買い物をしましょう」amazon.comにアクセスするとまずトップページにこの言葉が表示される。
余計なお世話である。
日本のamazonと同じく多彩な品揃えだが、日本に送ってくれる品物はそんなに多くない。カートに入れてShipping Addressを入力すると、結構な頻度で「その住所へは配送できません」と言われる。
そんなだから輸入代行業者が合州国にはたくさんあって、いったんAmazon等から代行業者へ配送し、そこから日本へ輸出するという業者が重宝がられているらしい。けれどそんな代行業者を使うのも面倒なので、輸入できるものだけ買ってみる。
Cuisinart GR-4N 5-in-1 Griddler
日本では高級舶来家電の「クイジナート」。フードプロセッサーが有名だが、他にもいろいろな家電を販売している。このホットサンドメーカーをでかくしたような家電は買うことができたので取り寄せてみる。見ての通り上下のホットプレートで食材を挟み込み焼き上げるという豪快な家電である。
マットなメタルカラー。アナログなつまみでレトロデザインを演出している。合州国は自動車のデザインもそうなのだが、「古き良きアメリカ」的なものが流行っているのだろうか。
*近隣諸国にとっちゃ、合州国の支援を受けた軍事独裁政権が我が物顔で暴れ回る暗黒の時代(連中の残虐さはハンパ無い)でもあったのだが。合州国のゴールデンエイジと呼ばれる時代は・・。
閑話休題。
ハンバーグを焼いてみる
プレートを外すとその下に電熱線がある
日本のホットプレートは平型と波形のプレートは別々になっていて、取り替えて使うのだが、これは表面が平型、裏面が波形プレートになっている。プレートの保管場所は意外に悩むところなので、これはうれしい。
上下のプレートはフルフラットにできるので、そのようにして使うと普通のホットプレートになる。
本体後ろにこぼれた油の受け皿もある。アメリカの家電なのに細やかだ。
温度が設定通りになるとランプが緑色に
温度設定は米国らしく華氏で表記。最高温度は450度なので、摂氏で表記するとだいたい230度くらい。十分な温度である。
プラグ形状と消費電力
プラグの左右で大きさが少し違う
実は海外から家電を購入するとき、一番気をつけなければならないのがこの点。
合州国と日本では、電源プラグと電圧が多少違う。合州国の家電はアース線を持った三相式か、左右のプラグの大きさが若干違うタイプがほとんど。日本は二相式でプラグの大きさも左右同じ。なので電源をそのまま差し込めない場合がある。
パソコン用マルチタップなどは、そのような形状に対応しているものが多いので、それを使って対処するのも良い。
電圧は日本100Vに対して、合州国110V。1割程度の違いは誤差の範囲として家電が吸収してくれるだろうけれど、今回のホットプレートのように消費電力の大きな機材はどうだろうか。
初期のダイソンの掃除機などは、電圧こそ日本の100Vに対応させているが、電源コード周りを欧州規格のまま使っていたため、コードが発熱するなどのトラブルがあった。私のダイソン(2004年製)も、電源コードのトラブルがあった。欧州は230Vと日本と大きな開きがあるので、こんなトラブルが起こる。
さて、サンワサプライのワットメーター付きマルチタップに接続して、消費電力を計測しながら使ってみる。
【500円クーポン配布中!~2/15(金)AM9:59まで】【送料無料】【サンワサプライ直営店】【楽天受... |
これは本当におすすめの製品です ただ高温下で使っていると液晶がおかしくなりますが(冷やすと直ったけど)
結果から言うと、この機械は1000W以上の電力を消費しなかった。そしてきちんと肉なども焼ける温度になり、無事に使えたのである。
欧州製の家電であればトランスがいるところだが、日本とあまり変わらない合州国の家電はどうも大丈夫そうだ。
梱包は若干簡素
こんな箱に入ってきた
開けるとこんな感じ 緩衝材はただの紙だった
「空気を運んでいる」と言われる日本のamazonと比べて、パッケージは若干簡素だ。以前同じamazon.comでBlu-rayタイトルを買ったときも、日本よりは簡素なパッケージだった。こっちのほうがいいなあ。
価格と送料~やっぱり安いっす
このGriddler。もともと定価よりかなり割り引いていたこともあって、$69で購入。送料は約$34で、合計$103。当時のレートで8000円程度で購入できたことになる。今なら1万円弱か。
この家電は日本でも取り扱っているところがあるらしい。最近日本の女性誌に掲載されているのを見たことがあるのだが、その雑誌では確か14800円の値札がついていた。
ここまで差がつくと、こりゃちょっと輸入してみようか、なんて気にもなる。Amazonは注文の仕方も日本とほぼ同じだし簡単。
・・・・・
私の海外通販歴は、多くの人がそうであるようにL.L.Beanのカタログ通販だった。あの当時も一時的に円が対ドルで100円を割り込んでいた。今は多くをアジア諸国-特に中国で生産しているL.L.Beanだが、当時はUSAで生産している物も多かった。
ややもするとインターネットでいろいろと注文できる環境が整ってきた。それでも90年代まではカタログ通販が主流だった。インターネットで注文が完結するようになったのは、ブロードバンド環境が一般化した2000年代になってからだ。
USA、英国、ドイツ、中国などいくつかの国に発注した。購入したショップは数十ある。けれど、トラブルらしいトラブルはほとんどない。
むしろNiftyのBBSやヤフオクなどを通じて日本人とやりとりするほうが、トラブルはずっと多かった。個人売買していると、5年に一度くらいヘンな人に出会う。
とはいえ、そんなトラブルはほんの数件なんですけどね。
そんなもんです。
密林での買い物ですが。。9割がたOKですが、たまにトラブリます。。
支払がスムーズにいかなかったり。。
包装が雑なので、カメラとか精密機器は向かないかも。。という意見も。
(^_0)ノ
by cheese999 (2013-02-13 23:46)
そうですか。私は今のところ、マーケットプレイス含めて、トラブルらしいトラブルはないですね。カード払い以外はしたことがないからかも。クレジットカード以外だと、何かと不便なことがありますね。
by Mosel (2013-02-14 07:03)
アマゾンは大いに利用していますが、本店ではした事ありません。
読んでいるニュースにこんなのがありました。
http://wired.jp/2013/02/14/why-dont-people-hate-amazon/
by ponnta1351 (2013-02-15 11:41)
ponntaさん。ご提示ありがとうございます。
確かにamazon、ブランドイメージが高いですね。ロゴ入りマグカップや置時計が、一時品薄になるほどでしたから。
安くて便利な点はいいのですが、一方で日本ではかなり厳しい条件で、人を働かせているという情報も聞き及んでおります。この点改善はされているのかと、カスタマーとしては考えることもあります。
amazon.comは、私も数回利用したことがありますが、日本に発送してくれる商品があまりなくて、注文し損ねてがっかりすることがよくありました。
by Mosel (2013-02-16 13:59)
電圧・コンセントの違いなど、機会の苦手な人には頭痛いです。
ただ200ボルトの方がパワーがあると聞いたことあります。
将来エアコンやオーブンなどは200ボルトの専用コンセントが標準装備された住宅が主流になるかも??
by ayu15 (2013-03-07 11:59)
200VはIH調理器や大型エアコンなど、消費電力の大きな家電で使われていますね。
一時電力会社が電力消費量の増大を狙って、オール電化といっしょに良く売り込んでいました。もちろん原発推進とセットで。
by Mosel (2013-03-08 07:01)